打者は転倒寸前…「打てる人間おるんか?」 絶望軌道の超魔球が「マジで難攻不落」
16セーブ目をあげた中日マルティネスに「日本球界で1番のクローザー」の声
■中日 3ー1 ヤクルト(24日・バンテリンドーム)
いまだ防御率0.00を誇る中日のライデル・マルティネス投手が、“魔球”を自在に操り打者を制圧した。24日のヤクルト戦(バンテリンドーム)で今季16セーブ目。打者も思わず転倒しそうになった“絶望ボール”に、ファンからは「打てる人間おるんか?」「マジで難攻不落」と驚愕の声が上がった。
2点リードの9回に登板。1死からヤクルト・長岡に安打を許すも、代打の川端は157キロのストレートで見逃し三振に。続く並木も3球で追い込むと、最後は147キロのスプリットで空振り三振に切ってとった。開幕から3か月がたとうとしているのに、驚異の自責点ゼロ。チームは苦しい戦いが続いているが、守護神は全く揺るがない。
身長193センチから投げ下ろされる軌道に、ファンも酔いしれた。「DAZN」が公式ツイッターで最後の一球を取り上げると、「これ打てるやつは人間じゃない」「9回に出てきたら諦めるしかない」「日本球界で1番のクローザー」「ドラゴンズの宝石」と称賛の声が並んだ。