エ軍球宴野手が失った輝き 打率1割の“大不振”…米記者が指摘した降格の原因
ウォルシュが再びの3A降格に「ハイレベルでの打撃をできていない」
エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ内野手が24日(日本時間25日)、3A降格が決まった。今季は開幕から負傷者リスト入り(IL)し、5月20日(同21日)のツインズ戦でメジャー復帰を果たしたが、ここまで28試合に出場し、打率.119、1本塁打、5打点と“打撃不振”に苦しんでいた。
29歳のウォルシュは今季、神経系の症状に悩まされ3Aで調整を続けていた。2021年には29本塁打をマーク。昨季は6月にサイクル安打を達成し、大谷翔平投手とともに球宴に選出されたものの、9月に胸郭出口症候群の手術を受けて戦線離脱。打率.215、15本塁打、44打点と不本意な成績に終わっていた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は、ウォルシュの今季打率.119に触れ、シーズン序盤はフィジカルの状態が「今季序盤、彼の能力に傷をつけたように思える」などと言及した。
ブラム記者は「彼は5月に戻ってきたが、ハイレベルでの打撃をできていない」とも指摘。今季の打球速度83.9マイル(約135キロ)はキャリア平均88.4マイル(約142.3キロ)を大きく下回っていることにも言及した。ウォルシュは再び3Aに戻ることになったが、さらに進化してメジャーのグラウンドに立ちたいところだ。
(Full-Count編集部)