2.9万人が騙された「天才の所業」 凡ゴロが突如ヒットに…謎軌道は「どうしたらこうなる」

ロッテ戦に出場した日本ハム・野村佑希【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテ戦に出場した日本ハム・野村佑希【画像:パーソル パ・リーグTV】

内野手もお手上げの変則打球で日本ハム・野村が猛打賞を記録

■ロッテ 6ー5 日本ハム(25日・ZOZOマリン)

 打球が生きているのかと錯覚するような“秘打”が生まれた。日本ハムの野村佑希内野手が25日のロッテ戦(ZOZOマリン)で放った打球は、一塁手の前でよもやの変化。選手もベンチも約2万9000人の観客も誰もが予測できなかった弾道に「ボールが生きてるな」「天才の所業」と驚きの声が集まった。

 6回に訪れた野村の第3打席。ロッテ・西野が投じた3球目の変化球に対応すると、打ち損じた打球は一塁方向へ……。平凡な内野ゴロかと思った矢先、一塁手の手前で打球が不規則な変化を見せ、ライト前に。突然の急激変化に一塁手の山口は思わず“お手上げ”で、ヒットコースに進路を変えた打球を見送るしかなかった。

 マウンドの西野も呆然としたラッキーな安打で野村は猛打賞を記録。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも注目した一打に、ファンからは「先っぽだけ打法」「なにをどうしたらこうなるんだ……」「野村くんついに魔球を身につけました」といったコメントが並んだ。

【実際の場面】凡打がヒットになる“珍事” 野手呆然の急激な方向転換に「打球が生きている」

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