大谷翔平に「少し休みを与えよ」　MLB公式が提言…悲願のPO進出へ“超積極補強”も

ターゲットの具体名も…カージナルスのタイラー・オニールに注目

■ロッキーズ 4ー3 エンゼルス（日本時間26日・デンバー）

　エンゼルスは25日（日本時間26日）時点で貯金5。地区首位を走るレンジャーズに6ゲーム差で3位につける。9年ぶりプレーオフ進出へ今後どんな手を打つべきなのか、MLB公式が“進言”。7月は大谷翔平投手にしばし休養を与え、8月以降の戦いに備えるべきなどと主張している。

　記事は「大谷のFAが迫る中、エンゼルスはどうしたら成功できるか」の見出しで展開。複数の提言をしている。1つは長いイニングを投げられる投手の獲得。大谷が素晴らしく、サンドバルとデトマーズもいいが、あとがいないとし、ホワイトソックスの投手に目を向ける。「ランス・リンや負傷者リスト入りしているマイク・クレビンジャーでも事足りる」としている。

　もう1つはカージナルスのタイラー・オニール外野手の獲得。現在負傷者リスト（IL）入りしており、中堅の定位置はトミー・エドマン内野手に奪われている。2020、2021年にゴールドグラブ賞を受賞した28歳について「健康な時は5ツールプレーヤーだ。エンゼルスがプレーオフ争いに絡み続けようとするならば、どこかの段階で奇跡を起こさなければならない。オニールはそういうタイプの選手だ」と記事は述べている。

　そして、大谷については「来月は少し休みを与えよ。だが、休みを与えていいのは来月だけだ」と主張する。二刀流で獅子奮迅の働きを続ける29歳。「彼がしていることは前代未聞なので、疲れるのは当然だ」とし、7月中に休養を与えるよう提言する。

　さらに「8月1日になったら、アクセルを踏み込まなければならない。エンゼルスが最高の状態のオオタニ抜きでプレーオフに進出できる道はない」と断言。「シーズン終盤は全てを絞り出さなけばならない。オオタニがエンゼルスの一員でいるのはあと数か月の可能性もあるので、その期間を最大限に生かそう」と述べている。

（Full-Count編集部）