大谷翔平の前半戦、エ軍GMが総括「違うタイプの男だ」 投打で実感した“進化”
ミナシアンGM「彼のプレーを楽しみにしている」
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われるホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場する。試合前にはペリー・ミナシアンGMが取材に応じ、大谷の前半戦を総括した。
「酷い! 酷い前半戦だった(笑)」と冗談を飛ばしたミナシアンGMは「いや、見ての通り、非常にいいプレーをしたと思う。彼がグラウンドですることに私は驚かない。彼は違うタイプの男だ、そうだろう? 前回の先発登板で彼は非常に集中していたし、明日我々は(先発登板を)見る、そして後半戦でもね。ペナントレースを楽しむ人物がいるとしたら、彼は誰にも負けないくらいそれを楽しむだろう。彼のプレーを楽しみにしている」と二刀流でのフル回転を称えた。
また近年で良くなった点については「経験だ。(そのおかげで)より速く修正できるようになった」とキッパリ。「キャリアを通じて様々なことが起きることで、試合の中で修正をしながら、試合運びを(自分に有利になるように)ゆっくりできるようになる。特に打撃のときにだ。投球面では、思うようにコマンド(ピンポイントの制球)ができない日もあったが、そんな日も無失点に抑えるイニングが何度もあった。その点は彼の功績だし、(困難を)切り抜ける力と修正能力のおかげでもある」と話した。
(Full-Count編集部)