マイナーHR王アデルは「様々な部分で飛躍した」 守備の課題克服…エ軍GMが懸ける期待
3Aでトップの21本塁打…ミナシアンGM「ジョーは見事だ」
エンゼルスは26日(日本時間27日)、ジョー・アデル外野手をメジャー再昇格させたことを発表した。3Aでトップの21本塁打を放っている打撃はもちろん期待。一方で昨季は拙守が目立ったが、ペリー・ミナシアンGMは「ジョーは見事だ。様々な部分で飛躍した。守備で非常に良くなった」と今季の成長を明かした。
昨季はメジャー88試合に出場も打率.224、8本塁打にとどまり、守備や走塁面でのミスが目立ってレギュラー定着とはならなかった。今季は開幕前にマイナー落ち。しかし傘下3Aソルトレークで好成績を収め、7日(同8日)に今季初昇格すると、8日(同9日)には今季初出場を果たし、いきなり飛距離451フィート(約137.5メートル)、打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の衝撃1号を放っていた。
メッツからトレードで獲得したエドゥアルド・エスコバー内野手が市民権のテストを受けるため制限リスト入りしたことで、再び出番が巡ってきた。ミナシアンGMは「3Aでいいスイングをしていたことは見ての通りだ。これまでに短期間だが昇格しているし、今日も昇格する。彼にはどこかの段階でチャンスを与える。彼がそのチャンスをどう生かすか楽しみにしている」と話した。
(Full-Count編集部)