名球会男もお手上げで「エグい」 剛腕の“火の玉直球”が「分かってても打てない」
田中正義は1点リードの9回を無失点で13S目、全12球中11球が直球だった
■日本ハム 2ー1 西武(27日・那覇)
日本ハムの田中正義投手が、27日に那覇で行われた西武戦で13セーブ目を挙げた。威力抜群の直球で押しまくり、通算2094安打の名打者も驚いたような表情を見せた投球に、ファンも「ストレートと分かってても打てないってのは、藤川球児のストレートを思い出しますね」「火の玉ストレート」とうなった。
田中正は1点リードの9回から3番手で登板。マキノンに中前打され、岸の投犠打で得点圏に走者を背負ったが、代打栗山を全球直球で3球三振。最後は蛭間を二ゴロで締めた。12球中11球が直球。名球会入りを果たしている栗山を仕留めた外角高めの153キロは火を噴くようにうなりを上げ、空振りした栗山は悔しそうにバットを持った右手を上げている。
接戦をものにした守護神の投球を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開。「何度見ても、ジャスティスの放つストレートは一級品」「栗山を真っすぐゴリ押しでねじ伏せたのには痺れた……」「ほんとに魅せられる」「栗山に対しての3球三振、あれほど痺れた投球は久しぶりだった」「栗山への真っ直ぐエグいやん」とファンも絶賛だった。