強烈弾の大谷翔平は「現実のものではない」 “キング独走”27号を米絶賛「壮観」
“リアル二刀流”で初回の第1打席に自らを援護する先制ソロ
■エンゼルス ー Wソックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルス・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦に投打同時出場し、2戦連発となる先制の27号ソロを放った。自らを援護した“確信弾”に、米メディアは絶賛の嵐だ。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況ウェイン・ランダッゾは「本当に壮観ですね」とうなり、解説のマーク・グビザは「彼はとにかく現実のものではない」と驚愕した。
初回1死の第1打席。大谷は剛腕コペックの95マイル(約152.9キロ)を右中間へかっ飛ばした。打球速度110.8マイル(約178.3キロ)、飛距離418フィート(約127.4メートル)、角度35度の豪快弾。ダイヤモンドを回ると、恒例の兜セレブレーションをスルーし、まさかの水原一平通訳が兜を被る一幕もあった。
米スポーツ局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」は「ロケット」、米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」のジャレッド・カラビス記者は「オオタニがまた爆弾」と強烈な打球を称えた。
また米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のブレント・マグワイア元記者は「彼は驚異的だ」、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「オオタニが27号をぶっ放す!」と興奮収まらない様子で伝えていた。初回にホワイトソックス打線を無安打2奪三振に抑えた直後の一打は、見るものすべてを魅了した。
(Full-Count編集部)