恐ろしいほど出てくる“新記録” 52年ぶり快挙も…大谷翔平が更新したメジャー史

2022年以降で16回目の2桁奪三振となり、メジャートップに立っている
■エンゼルス 4ー2 Wソックス(日本時間28日・アナハイム)
毎日のように新たな記録が誕生している。エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦に投打同時出場し、投げては7回途中1失点で今季7勝目、打ってはマルチ本塁打を含む3安打。MLB公式のサラ・ラングス記者や米スポーツ局「ESPN」の「スタッツ&インフォ」が紹介している。
7回途中までに10奪三振をマーク。2022年以降で16回目の2桁奪三振となり、メジャートップに立っている。さらに今季に絞ると6回目でケビン・ガウスマン(ブルージェイズ)と並んでトップタイだ。さらに2019年4月2日のザック・グリンキー(Dバックス)以来となる、先発投手として複数本塁打を記録。ア・リーグに絞ると1971年9月2日のソニー・シーバート(Rソックス)以来だ。
また、ラングス記者はマニアックな記録も紹介。「1900年以降、1か月の最多奪三振と10本塁打以上」「1900年以降、1か月の最多本塁打&30奪三振以上」では大谷が上位を独占している。「1900年以降で、投手として10奪三振以上&打者として3安打以上を1試合で記録した通算最多」では大谷は2回目。1950~60年代に活躍したカミロ・パスカルの3回まであと1だ。
「ESPN」の「スタッツ&インフォ」は、「1893年にマウンドが現在の距離に移動して以来、(ア・リーグとナ・リーグで)10三振&2本塁打を1試合で記録した6人目の投手」と紹介。直近4先発登板のうち3試合で本塁打を放ったことについて、「1973年8月のリック・ワイズ以来では、1か月で投手として先発登板した少なくとも3試合で本塁打を放った最初の投手」と解説している。
(Full-Count編集部)
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