打ちまくり大谷翔平の“唯一の弱点” 3安打献上でお手上げも…敵地放送局やっと発見
メジャートップタイ5本目の三塁打など5打数3安打で打率.309とした
■Wソックス 11ー5 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦で5打数3安打をマークした。打率は.309。止まらない快音に敵地放送局も唖然だったが、“唯一の弱点”も見つけ出したようだ。
大谷は2点を追う初回1死、81マイル(約130.4キロ)のチェンジアップに泳がされながらも右翼線へ運び、右翼手が打球処理にもたつく間に三塁を陥れた。これで三塁打は5本目となり、パイレーツのヘイズらと並びメジャートップタイに躍り出た。
3回の第2打席は空振り三振、6回先頭の第3打席は見逃し三振も、8回1死の第4打席に中前打。打球速度102.2マイル(約164.5キロ)で元チームメートの右腕ミドルトンの頭上を襲う打球に、“謝罪”の仕草も見せた。さらに9回2死の第5打席に二塁内野安打を放った。
ホワイトソックス放送局「NBCスポーツ・シカゴ」の実況は「スイングがあまりに激しい。それもゆったりとした構えから」と大谷の打撃に関心。それでも第2打席で飛んできた虫を払った姿に「打者からは三振に取れるしメジャーの投手から打てるが、虫は退治できないんですね」と“人間らしさ”に注目した。
これには、2008年ホワイトソックスのドラフト1巡指名で2014年にはエンゼルスにも所属した解説のゴードン・ベッカム氏も「虫は彼のクリプトナイト(致命的な弱点)のようですね」と笑っていた。
(Full-Count編集部)