球宴選手間投票…新たにセ6人、パ4人 ファン投票独占の虎から“新規選出”なし
オリックス高卒3年目の山下は今季7勝1敗、防御率1.36で初選出
日本野球機構(NPB)は30日、「マイナビオールスターゲーム2023」の選手間投票の結果を発表した。ファン投票で選出されていたメンバーに加えて、新たにセ・リーグで6選手、パ・リーグで4選手が選出された。
セ・リーグでは捕手部門で巨人の大城卓三捕手が選出され、球宴初出場となった。ファン投票で全11選手のうち10選手が選出されていた阪神からは新たな選出はなく、投手部門で村上頌樹投手、外野手部門で近本光司外野手の2選手が選手間投票でも選ばれた。
パ・リーグの投手部門では、オリックスの山下舜平大投手が選出され、自身初の球宴出場となった。2位のロッテ佐々木朗希投手とは14票差で競り勝った。
山下は2020年ドラフト1位でオリックスに入団。高卒3年目の今季は3月31日に敵地で行われた開幕戦(西武戦)の先発マウンドを託された。今季はここまで10試合に登板し、7勝1敗、防御率1.36の成績を残している。
また、30日の試合前時点でパ・リーグトップの14本塁打を記録している日本ハムの万波中正外野手も、パ・リーグ外野手部門の選手間投票で球宴初選出された。