大谷翔平、同点機で申告敬遠 球場大ブーイングも…実況は理解「リスクが大きすぎる」

Wソックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
Wソックス戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で出場

■エンゼルス ー Wソックス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場した。5回の第3打席は申告敬遠。球場からは大ブーイングが沸き起こった。

 2点を追う5回2死二塁の第3打席で申告敬遠を受けた。6月は試合前の時点で打率.394、13本塁打、26打点、OPS1.398と絶好調。この日は2三振を喫していたが、リンとの対戦成績は打率.476、3本塁打と打ち込んでいる。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況ウェイン・ランダッゾ氏も「この場面ではリスクが大きすぎます。敬遠しなければいけません」と理解を示した。続くドルーリーが空振り三振に倒れ、無得点に終わった。

 前日28日(同29日)の同カードでは「2番・指名打者」で先発出場し、今季10度目の1試合3安打をマークした。初回に両リーグトップタイの今季5本目の三塁打を放ち、打率もア・リーグ4位の.309まで上昇させた。28本塁打は両リーグ1位、打点はレンジャーズのガルシアに抜かれこそしたが、64打点で2位につける。3冠王も射程圏内だ。

(Full-Count編集部)

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