大谷翔平は野手だけで“MVP最有力” 打率4割でも敵わぬ圧倒指標「1人で相手投手を破壊」
「ブリーチャー・レポート」が6月の“絶好調打者”を格付け
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、6月の絶好調を打者格付け。1位にはエンゼルスの大谷翔平投手が選ばれた。投打で好成績を残しているが打撃成績だけでも「MVP最有力」との評価を受けている。(数字はすべて6月27日・日本時間28日の試合終了時点)
同サイトは「ショウへイ・オオタニは球界最大のスターで、その上彼は6月をキャリアの中でも屈指の月にしている」と、6月の活躍に注目。2位にはいずれも両リーグトップの月間打率.436、出塁率.476、41安打を記録するマーリンズのルイス・アラエス内野手が選出されたが、大谷には及ばなかった。
大谷は長打数、長打率、OPS、本塁打、打点で両リーグトップ。「オオタニは今月7.2打席に1度の割合でHRを打っていて、(今月の)ヒット36本のうち22本が長打で、エンゼルス打線の中ではたった1人で相手投手を破壊している」と紹介。投手としても、ここまで95と1/3回を投げて防御率3.02、WHIP1.04、127奪三振の成績を残しているが、「マウンド上での貢献がなくても、彼は打撃成績だけでア・リーグMVPの筆頭候補になるだろう」と予想した。
29日(同30日)にも29号2ランを放ち、さらに凄みを増した大谷の6月。現地時間では6月は残り1試合。どんな成績で締めくくられるだろうか。
(Full-Count編集部)