大谷翔平の新契約は1000億円を超える? 歴史的活躍で異次元の価値…払える“唯一の球団”
大谷の新契約について、元メジャーリーガーが集まり激論
6月は実に14本の本塁打を放つ大活躍を見せているエンゼルスの大谷翔平投手。今オフにFAとなった後の処遇についても、報道がヒートアップしている。ポッドキャスト番組「Foul Territory」には、元メジャーリーガーが登場し「現在の査定額」をもとに新契約は「7億ドル(約1013億6500万円)に値するかも」と大激論。巨額を出せる球団についても「ドジャースだ」という声が上がっている。
議論のベースとなっているのは、米国で各スポーツの選手契約情報を伝えるサイト「Spotrac社」が投稿した「当社の予想モデルに基にした、FA権を得る&ぶっちぎりのMVP最有力エンゼルスのショウへイ・オオタニの現在の査定額」というもの。投手としては6年総額2億200万ドル(292億5000万円)、打者としては9年総額3億2600万ドル(約472億円)という数字が躍る。
司会のスコット・ブラウン氏はこの額に加え「マーケティングの面で彼が稼ぎ出す金額」に注目したという。「彼はチームにさらに3000万ドル(約43億4400万円)をもたらしてくれるかもしれない。だから彼の年俸が総額5億5000万ドル(約796億4000万円)だか6億ドル(約868億8000万円)でも、(マーケティング面で)3000万ドルを稼ぎ出してくれるなら、7億ドルに値する選手かもしれない」と指摘した。
ただ問題は「だが、誰がそれだけの額を払えるんだ?」という点だ。この質問を投げかけたのはツインズやホワイトソックスで活躍した、通算2043安打のAJ・ピアジンスキー氏。さらに「現実的に、どのチームが彼に手を差し出して、6億ドル払いますというんだ? ヤンキースと言ってほしいだろうが、今ヤンキースがそれをやることは想像できない。カブス? リケッツ(会長)はそういうことは普段しない。ドジャースだ。レッドソックスは多分しないだろう」と、大谷の価値に“見合う”金額を用意できる球団はドジャースだけだと予想している。
(Full-Count編集部)