黒髪ボブの“ブリッジ美女”が「可愛すぎる」 巨人チアの新メンバーが持つギャップ
2度の審査落ちを経験するも“支え”で乗り越えた
巨人の公式マスコットガールとして東京ドームやジャイアンツ球場を盛り上げる「VENUS(ヴィーナス)」。東京ドームにはひと際目立つ、黒髪ボブの美女が……。今季1年目の新メンバー・赤堀佑夏さんの持ち味はダイナミックなダンス。両手を離してのブリッジが特技で、「身体能力エグすぎ」とファンに驚きを与えている。今ではパワフルなダンスで球場を魅了している赤堀さんだが、実はヴィーナスの審査に2度も落ちた過去を持つという。
「ヴィーナス」との出会いは、コロナ禍の影響で、幼い頃から続けてきたダンスを披露する舞台を失っていた時のことだった。母から突然「東京ドームで踊ってみない?」と言われ、一度球場に足を運んだ。「プロ意識の塊なところに引き込まれ、一瞬で興味から憧れに変わりました」と、“女神”たちの姿にすっかり引き込まれた。
しかし、そこから順調に目標を叶えたというわけではなかった。赤堀さんは2度審査に落ちた経験がある。その時はダンスを取り上げられた感覚に襲われ、「必要とされていないのでは」と落ち込むこともあったと振り返る。それでも、言葉をかけ続けてくれた家族と、度々東京ドームへ足を運んだ時に見る“女神”たちの姿が、挫けそうな心を支えてくれた。「(東京ドームに)来るたびに、生半可な気持ちで立ってはいけない場所だなと感じましたし、モチベ―ションを与えてくれました」。諦めることなく審査に挑み続け、3度目の挑戦で見事合格を果たした。
赤堀さんの特技は、大学時代に研究室に所属していた経験もあるという「コンテンポラリーダンス」だ。特技を生かしての両手を離したブリッジ姿や活動の様子を、YouTubeやインスタグラムで披露すると「純粋に身体能力がエグいな」「レベル高い」などの称賛のコメントとともに、「黒髪美人ゆうかちゃん覚えた」「可愛すぎる」などの声も上がる。
グラウンドに立つときは、ダイナミックに士気を上げるダンスで魅せる赤堀さん。「見た目はクールに見えるとよく言われるんですが、少年漫画のように誰よりも心がアツいんです」。ポジティブさで溢れる全力ダンスと、普段の姿とのギャップにも注目してほしいと話す。
苦しい経験はあったものの、支え続けてくれた両親や周りの友達に感謝していると、終始明るく語る姿が印象的だった赤堀さん。夢を叶えた今、次はポジティブなパワフルダンスでオレンジ色に染まる東京ドームをさらに明るくする。