吉田正尚、今季最長タイ6戦連続マルチも淡々「継続したい」 直近6試合打率.520大暴れ
6試合連続マルチで打率.313
■Rソックス 10ー3 アスレチックス(日本時間9日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が8日(日本時間9日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「2番・左翼」でスタメン出場し、今季メジャー最長タイとなる6試合連続マルチ安打を放った。オリオールズのアンソニー・サンタンダー外野手、マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手の記録に並び、打率を.313に上昇させた。チームは10-3で勝利し、4連勝。試合後には「結果が出ないより出た方がいい。継続していきたい」と力を込めた。
これで7月は5試合で21打数10安打の打率.476と好調キープ。4回の第3打席は“粘り勝ち”だった。2球でカウントを追い込まれると、1球ボールを選んだ後、3球連続ファウルで狙い球を絞った。7球目の真ん中高めにきたスライダーを捉えると、打球はグングン右中間に伸び、エンタイトル二塁打を記録した。
試合後には「スライダーを見ていなかったので、そこもケアしながら」と冷静に分析。5回2死二塁からはセンターへ適時打を放ち、今季33度目のマルチ安打を記録。直近6試合は打率.520と“大暴れ”だ。これで球宴前に残すは9日(同10日)の1試合。メジャー挑戦1年目の吉田が、順調なペースで新生活を送っている。
(真柴健 / Ken Mashiba)