大谷翔平、球宴は「2番・DH」 両軍スタメン発表、3年連続先発はイチロー以来2人目

球宴前日に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
球宴前日に取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

日本人野手の3年連続スタメンはイチロー以来史上2人目

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)のオールスター戦(シアトル)に「2番・指名打者」で先発出場することが決まった。ア・ナ両リーグの監督会見が10日(同11日)にマリナーズの本拠地T-モバイルパークで行われ、両軍のスタメンが発表された。日本人野手の3年連続スタメンはイチロー以来、史上2人目だ。

 大谷は先発野手を選ぶファンによる1次投票でア・リーグ指名打者部門でリーグ最多となる264万6307票を獲得。3年連続の先発出場を決めていた。さらに先発投手部門でも選手間投票で5位。3年連続で二刀流選出されていたが、右手中指の爪とマメの影響で登板回避する意向を示していた。

 2021年に史上初の「1番・投手」で投打同時出場。2打数無安打に終わったが、1回無失点で勝利投手になった。2022年は後半戦初戦に先発するため登板回避したが、「1番・DH」で先発出場。初回にカーショーから中前打を放ち、球宴初安打を記録した。1打数1安打1四球だった。

 前半戦で両リーグトップの32本塁打を放ち、打率.302、71打点、OPS1.050を記録。日本選手では2007年イチロー以来2人目となる球宴アーチに期待がかかる。

【ア・リーグ】
1(二)セミエン(レンジャーズ)
2(DH)大谷翔平(エンゼルス)
3(左)アロサレーナ(レイズ)
4(遊)シーガー(レンジャーズ)
5(一)ディアス(レイズ)
6(右)ガルシア(レンジャーズ)
7(中)ヘイズ(オリオールズ)
8(三)ヤング(レンジャーズ)
9(捕)ハイム(レンジャーズ)
投 コール(ヤンキース)

【ナ・リーグ】
1(右)アクーニャJr.(ブレーブス)
2(一)フリーマン(ドジャース)
3(中)ベッツ(ドジャース)
4(DH)マルティネス(ドジャース)
5(三)アレナド(カージナルス)
6(二)アラエス(マーリンズ)
7(捕)マーフィー(ブレーブス)
8(左)キャロル(Dバックス)
9(遊)アルシア(ブレーブス)
投 ギャレン(Dバックス)

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