大谷翔平、球宴で異例の“勧誘合戦” ドジャース捕手ら「祈っている」「素晴らしい街」
ドジャースのウィル・スミスとメッツのピート・アロンソが熱烈ラブコール
オールスター戦を前に開催地のシアトルでは、エンゼルスの大谷翔平投手の勧誘合戦が勃発している。10日(日本時間11日)に出場する各選手が取材に応じ、ドジャースのウィル・スミス捕手やメッツのピート・アロンソ内野手らが二刀流の去就問題に言及した。
球宴直前に2連戦で対戦したスミスは「彼は最高の選手だ。当然ながら、彼はエリートで、最高の投手かもしれない。(投手大谷との)対戦は難しい。打者大谷は、失投を許してくれない。抑え方は存在するけど、完璧にやらないといけない。彼は、コースを制限させることが上手で、打てるので、対戦は楽しくない」と手放しで称賛した。
米メディアでは、ドジャースに移籍するという噂も流れている。そのことを聞かれると、「そうだといい。そう祈っているし、(実現すれば)素晴らしいことだ。ドジャースはワールドシリーズ制覇を目指している。ショウヘイ・オオタニを獲得できれば、その可能性が増える。オフシーズン(FA)でも、トレード期限でも彼を獲得できればいい」と願いを込めていた。
また、アロンソはニューヨーク放送局「SNY」のインタビューでラブコールを送っている。「正直言って、(ニューヨークは)素晴らしい街だ。(メッツ本拠地の)シティ・フィールドもいいスタジアムだ。素晴らしいファンもいるし、ここはプレーするには素晴らしい場所だ。それが、ナンバー1のことだ」。はたして猛アピールは大谷本人に届くのだろうか。