大学侍J、米国下し2大会連続20度目優勝 最終戦で決着…敵地での勝利は2度目
1勝2敗から2連勝…米国での優勝は2007年以来史上2度目
第44回日米大学野球選手権第5戦が12日(日本時間13日)、米サウスカロライナ州チャールストンで行われ、大学日本代表「侍ジャパン」は米国代表に6-2で勝利。対戦成績を3勝2敗とし、現広島の森下暢仁投手(明大)らを擁した2019年以来2大会連続20度目の優勝を果たした。
侍ジャパンは1点を追う2回に内野安打と相手の失策で無死一、二塁のチャンスを作ると、廣瀬隆太内野手(慶大)の左翼への適時二塁打で同点に。四球と三振で1死満塁とし、進藤勇也捕手(上武大)の三ゴロで併殺を狙った二塁手が悪送球。2点を勝ち越した。
援護をもらったプロ注目の左腕、細野晴希投手(東洋大)は2回以降は立ち直った。強力米国打線に直球、スライダーを投げ分け、5回2/3を3安打2失点(自責1)5奪三振にまとめた。さらに、8回にも渡部聖弥外野手(大商大)の左翼フェンス直撃の適時二塁打などで3点を追加した。
第3戦終了時点で1勝2敗で米国に王手をかけられていたが、そこから2連勝で決めた。米国での優勝は2007年以来、史上2度目の快挙となった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)