ダルビッシュ、6回9K1失点で復活の今季6勝目　体調不良へて後半初戦で貫禄の快投

日米通算200勝まで「6」、チームは球宴挟んで3連勝

■パドレス 8ー3 フィリーズ（日本時間15日・フィラデルフィア）

　パドレスのダルビッシュ有投手が14日（日本時間15日）、シーズン後半の初戦となる敵地でのフィリーズ戦に先発。6回を投げて5安打9奪三振1失点で、今季6勝目を挙げた。前半戦終盤の体調不良から完全復活を印象付ける快投で、日米通算200勝まで6勝に迫った。チームは8-3で勝利。球宴を挟んで3連勝となった。

　3回まで1安打に抑えて無失点。3点リードの4回2死から2本の二塁打で1失点を失ったものの、崩れることはなかった。5回は1死から二塁打を許したものの、後続を危なげなくゴロに仕留め、6回はハーパーら主軸を3人で斬った。

　前半戦は15先発で5勝6敗、防御率4.87。6月から7月にかけては、体調不良の影響で登板間隔があき、体重は3キロ以上落ちた。オールスター期間を挟んで迎えた仕切り直しの後半戦を幸先よく滑り出した。