大谷翔平、起死回生33号で延長サヨナラ演出 9回3点差追いつく劇的勝利…6連敗止める
5打数1安打1打点で打率.302、本塁打王争いでリーグ2位に7本差
■エンゼルス 13ー12 アストロズ(日本時間16日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、9回の第5打席で2試合ぶりとなる33号ソロを放った。5打数1安打1打点1四球で打率.302。チームは9回に3点差を追いつき、延長10回にサヨナラ勝ち。連敗を6で止めた。
3点を追う9回先頭。大谷は守護神プレスリーの甘く入ったスライダーを打ち返した。中越え33号ソロ。2試合ぶりの一発を放ち、シーズン57発ペースとした。メジャー通算160号で沈んでいた本拠地ファンを盛り上げた。本塁打王争いではリーグ2位のホワイトソックス・ロバートJr.に7本差をつけた。
天敵の左腕バルデスには初回1死は空振り三振。3回先頭は二ゴロ、5回2死は空振り三振に封じられた。7回1死は右腕スタネックに空振り三振。後半戦2戦目で待望の一発が飛び出した。延長10回1死二塁は申告敬遠で勝負を避けられた。
チームは6点を追う7回にネトの7号2ラン、ムスタカスの7号3ランなどで一時同点に追いついた。しかし、中継ぎ左腕ムーアが直後の7回にマコーミックに勝ち越し9号2ランを被弾。3点差の9回に大谷の一発から同点に追いつき、延長10回に敵失の間に試合を決めた。
(Full-Count編集部)