藤浪晋太郎、2球で併殺奪う好救援 回跨ぎも3者凡退…最速162キロ&約1か月四球なし

ツインズ戦に登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
ツインズ戦に登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

本拠地でのツインズ戦…チームは4-5で敗戦

■ツインズ 5ー4 アスレチックス(日本時間17日・オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が16日(日本時間17日)、本拠地でのツインズ戦に7回1死一、三塁から登板すると、2球で併殺を奪って見事な火消しを見せた。8回も3者凡退に抑え、1回と2/3を投げて無安打無四死球、1奪三振無失点。最速は100.7マイル(約162.1キロ)だった。チームは4-5で敗れた。

 3-2で迎えた7回に先発のシアーズがピンチを招いて降板。2番手・エルセグも流れを止められず3点を奪われた。なおも1死一、三塁の場面で藤浪が3番手として登板。先頭のソラーノを2球で併殺に仕留めて、ピンチを脱した。

 8回もマウンドに上がると、先頭のバクストンを直球で空振り三振。ファーマーを左飛、カストロを二ゴロに仕留めて3者凡退に抑えた。これで6月18日(同19日)のフィリーズ戦を最後に、10試合連続で四球を与えていない。防御率は8.75となった。

 藤浪はこれが33試合目の登板。前回登板となった14日(同15日)の同戦では、勝ち越し2ランを浴びるなど連続無失点が6試合でストップし、8敗目を喫していた。

【実際の動画】剛速球で完璧救援 160キロで空振り三振を奪う藤浪晋太郎

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