藤浪晋太郎、オリオールズ初登板で初球被弾 合流即救援も…1回1失点1奪三振
0-2の7回から登板、先頭のシリに初球を左翼席へ運ばれた
■レイズ 3ー0 オリオールズ(日本時間22日・セントピーターズバーグ)
オリオールズにトレード移籍した藤浪晋太郎投手が21日(日本時間22日)、敵地で行われたレイズ戦で移籍後初登板した。この日チームに合流したばかりだったが、いきなりやってきた出番。新天地での初マウンドは1回12球を投げ1安打1失点、1奪三振無四死球だった。チームは“首位攻防4連戦”の2戦目に0-3で敗れ、レイズにゲーム差なしに迫られた。
0-2の7回から2番手で登板。真新しい「14」のユニホームを身にまとって先頭のシリに対して投じた初球、外角高めの直球を捉えられて左翼席まで運ばれた。しかしその後は三ゴロ、遊ゴロ、空振り三振と冷静さを取り戻した。最速は101.5マイル(約163.3キロ)だった。
試合前時点で、7月は7試合に登板して2勝1敗、防御率2.25と安定した投球を披露していた藤浪は、19日(同20日)に移籍が発表された。アスレチックスでは34試合に登板して5勝8敗、防御率8.57だった。この日は一発こそ浴びたが、これで12試合連続無四球となった。