大谷翔平、相次ぐ去就質問は「気にしないように」 自身最悪4被弾には「反省」

試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

自己ワースト4被弾など7回途中5失点も8勝目

■エンゼルス 8ー5 パイレーツ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたパイレーツ戦で8勝目を挙げた。自身ワーストとなる4被弾など6回1/3を投げて6安打5失点で、バットでは1打数無安打3四球。「良くなかったですね」と振り返りつつ「勝ちは勝ちでうれしいですし、反省するところは反省して」と先を見据えた。

 3回までは1安打無失点5奪三振と回答を見せていた。しかし4回1死からチェ・ジマンとデービスに、自身2度目となる2者連続被弾を献上。さらに5回無死一塁からスウィンスキーに右越え2ラン、6回無死からはデービスにこの日2発目となる右中間ソロを許した。同じ打者に2発を浴びるのは自身初のことだった。

 それでもチームは4本塁打で8点を奪い、4連勝で貯金2。ワイルドカード進出圏内までは4ゲーム差と、ポストシーズン進出へ負けられない戦いは続く。トレード期限が迫り、試合後も米メディからは去就の質問が相次いだ。大谷は「まだ全然いける位置にいると思っているので、トレードに関してはあまり気にしないようにというか、今できることをちゃんとやりたいなと思います」と淡々と話した。

 またエンゼルスと再契約したいという思いを持っているか聞かれると「そういう席は全然設けていないというか、シーズンはシーズンで集中したいという思いは変わっていないので、シーズン中はそういった話はしていないですし、今チームとしてもいい状態だと思うので、この流れを引き続いていけるように、個人としてはあまり気にしていないかなと」と強調した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY