大谷翔平、滲む“勝利への思い” ヘルメット投げも…指揮官は「心配していない」
第2打席で空振り三振に倒れると、ベンチで何度もヘルメットを叩き付ける
■パイレーツ 3ー0 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・パイレーツ戦に「2番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打で3試合連続無安打に終わった。第2打席で三振に倒れると、ベンチでヘルメットを叩き付ける珍しいシーンも。フィル・ネビン監督は「感情をむき出しにするのは問題ない。普通のことだ。(これらの件に関しては)心配していない」と語った。
初回の第1打席では先発・ボルッキの外角低めのスライダーに見逃し三振。3回の第2打席では2番手・ビドの外角のシンカーにバットを出すも、空振り三振に倒れた。悔しそうな表情でベンチへ戻ると、手袋を外しながらヘルメットを叩き付け、イラ立ちを露わにした。叩き付けたヘルメットが跳ね返り、顔に当たるシーンもあった。
5回には先発のリード・デトマーズ投手が、ハーフスイングの判定に対して感情を露わにするシーンもあった。ネビン監督は「全員が(勝ちたいと)思っている。彼らの行動は全く問題ない」と説明した。
大谷は8回の第4打席でも空振り三振に倒れ、この日は4打数無安打3三振。18日(同19日)の本拠地・ヤンキース戦の第4打席から14打席連続無安打となった。
(Full-Count編集部)