ヌートバー、9回満塁好機に殊勲の押し出し四球 自慢の選球眼に敵地で「ヌーイング」響く
9回2死満塁の好機に持ち前の選球眼で四球を選ぶ
■カージナルス 10ー6 Dバックス(日本時間25日・アリゾナ)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、24日(日本時間25日)に行われた敵地・ダイヤモンドバックス戦で、9回2死満塁の好機に、勝ち越しの押し出し四球を選んだ。
5-6と1点ビハインドで迎えた9回、カージナルスは3安打1四球の猛攻で同点に追いつくと、2死後、この日「4番・左翼」で出場のヌートバーが打席に。敵地のチェイス・フィールドながらスタジアムに大音量の「ヌーイング」が響き渡る中、カウント1-2と追い込まれながらも、しっかりとボールを見極めて粘り、勝ち越しとなる押し出しの四球を選んだ。場内は再び、祝福の「ヌーイング」が大きく響き渡った。
これで勢いづいたカージナルスは、続くタイラー・オニール外野手のレフトへの二塁打でさらに3点を追加。その裏、ジョーダン・ヒックス投手が無失点に抑えて白星を勝ち取った。ヌートバーの「選球眼」がチームを勝利に導いた。