亡命した鷹助っ人、元二刀流が恐怖の“爆肩” 今季メジャー最速が「尋常じゃない」
ホワイトソックスのコラスが今季メジャー外野手の補殺で最速の162.4キロ
ホワイトソックスのオスカー・コラス外野手が、かつては二刀流で“キューバの大谷翔平”とも呼ばれた強肩を見せつけた。23日(日本時間24日)に敵地で行われたツインズ戦で、右翼から強烈なバックホームで二塁走者の生還を阻止。この一投は100.9マイル(約162.4キロ)をマークし、今季メジャー最速の外野送球となった。
1点リードの2回1死二塁の場面、ツインズのウォールナーが右前打を放つと、二塁者者のケプラーが同点のホームインを狙った。しかし、右翼手のコラスが左腕から凄まじいレーザービーム。ドンピシャで捕手のミットに収まり、アウトを奪った。投手経験者らしい豪快なバックホームだった。
MLB公式のサラ・ラングス記者は、100.9マイル(約162.4キロ)は、今季メジャー外野手の補殺で最速だと紹介。これには、ファンからも「尋常じゃない」「球速すぎやろ」との声があがっている。
コラスは2017年5月にソフトバンク入りし、2019年に1軍デビューも飾ったが、2020年1月にメジャー移籍を目指して亡命した。2020年12月に自由契約となり、2022年1月にホワイトソックスとマイナー契約。今季メジャー昇格し、23日(同24日)時点で38試合に出場して打率.218、1本塁打の成績を残している。