エ軍が迎える“死の8月” 大谷翔平のトレードを他球団幹部が提言「極めて酷くなる」
勝率5割以上のチームとの対戦続き「9月に入るまでにかなりの借金を…」
注目される大谷翔平投手の去就について、他球団幹部がエンゼルスに“提言”した。「MLBネットワーク」でレポーターを務めるマーク・フェインサンド氏は、あるナ・リーグ球団幹部が「彼の価値を理解しないといけない」などと発言したことを伝えた。
同幹部は「(大谷を)トレードすることで何が得られるか、エンゼルスは把握する必要があるのは間違いない。フランチャイズ(の特徴を)を決定するものになり得る」とし、別のナ・リーグ球団幹部は「スケジュールを見てみるといい。特に(マイク)トラウトが8月半ばから下旬まで復帰できない場合、8月は彼らにとって極めて酷くなる可能性がある」と指摘した。
エンゼルスは25日(日本時間26日)からのタイガース3連戦の後、10カード中9カードで勝率5割以上のチームと対戦することになる。残り1カードは、どのチームでも苦しめることができる才能豊かなメッツとあって「エンゼルスは、9月に入る頃までにはかなりの借金を抱えることになるかもしれない」とみる。
たとえ2か月の“レンタル”であっても「エンゼルスはオオタニとのトレードで、トップ100に入るようなプロスペクト数人を含む、計4、5人のプロスペクトを得ることができると球団幹部は考えている」という。
あるア・リーグ球団幹部は「1人の選手で、エースとおそらく球界最高の打者を手に入れることができる」「彼は大きな違いを生み出す選手だ。 (シーズン後に)彼と契約できないと思うなら、彼をトレードすることを考えなければならない」と語った。誰もが注目する大谷の去就。トレード期限は迫っている。
(Full-Count編集部)