エ軍“新星”が急遽スタメン外れる「監督の言うことは聞かないと」 指揮官懸念のワケ
ネトのスタメン回避…ネビン監督「腰回りの状態は再発し得るものだ」
■タイガース ー エンゼルス(日本時間26日・デトロイト)
エンゼルスの新人ザック・ネト内野手が25日(日本時間26日)、敵地でのタイガース戦で急きょスタメンを外れた。腰の張りの影響で21日(同22日)を最後に欠場しており、この日は当初復帰する予定だったが、フィル・ネビン監督は試合前「彼が(練習で)ゴロを捌くときの様子を見た後に決断した」と語った。
ネトはここまで62試合に出場して打率.252、8本塁打、27打点。ネビン監督も「彼は今日プレーすると、私は思っていた」と想定していたが、試合前練習で方向転換。6月には負傷者リスト(IL)入りしていることもあり「彼はプレーできると言っていたが、こういう件は我々にとって非常に重要なこと。腰回りの状態は再発し得るものだ。もう一日休ませると私が決断した」と説明した。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者によると、ネトは「少しフラストレーションが溜まるね。今日出場できると思っていた」とやや不満げ。それでも自らが今後果たすべき役割はわかっているようで「監督の言うことは聞かないといけない。休みが更に必要だと彼に伝えられた」と前を向いた。
(Full-Count編集部)