大谷翔平の残留は「最悪の決断」 ファンが恐れる“3か月後の絶望”…報道に賛否噴出
PO進出できなければ…大谷を失って有望株も得られぬ二重苦
エンゼルスが大谷翔平投手をトレードで放出しないとの報道が日米を駆け巡り、ファンの意見は真っ二つに割れている。26日(日本時間27日)、米誌スポーツ・イラストレイテッドは「エンゼルスは球団内部で議論した結果、オオタニをトレードしないこと、そしてトレード期限に向けて買い手に回ると水曜午後に決めた」と断言。SNSは大いにざわつき「とんでもない賭け。リスクが高いが、プレーオフを目指すことに反対はしない」「賢明な判断とは思えない」などと様々な意見が溢れた。
残留報道の熱が冷めないうちに、球団はホワイトソックスとの交換トレードで通算59勝のルーカス・ジオリト投手とレイナルド・ロペス投手を獲得したと発表。有望株2人を手放す覚悟の大型補強で、今季に懸ける意地をにじませた。
米ファンの間でも、賛否が二分。「みんなエンゼルスを応援してる」「そうこなくちゃ!!」「ファーム(傘下)を解体してでもワールドシリーズを狙え」などと“目先の勝利”を肯定する意見がある一方で、行き当たりばったりの策を批判する声も多い。報道通りに大谷が残留したとしても、FAとなるオフに争奪戦になるのは必至。エンゼルスが引き止められるという見立ては極めて少ない。
最悪の場合、プレーオフに進出できず、有望株を得られないままオフには大谷が退団……。ファンからは「こんなに目先のことしか考えないケースは、見たことがない」「つまりショウへイが(オフに)チームを去ったら、エンゼルスは見返りとして選手もプロスペクト(有望株)もまったく手に入らないってこと?」「エンゼルスが下した最悪の決断のひとつとして歴史に残るだろう」と早くも嘆きが漏れた。
(Full-Count編集部)