大谷翔平、打者走者と衝突のアクシデント 右腕を痛がる仕草も投球続行…敵地も騒然
敵地・タイガース戦に「2番・投手」で投打同時出場
■タイガース ー エンゼルス(日本時間28日・デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手」で投打同時出場した。2回の投球中に利き腕の右腕が打者走者と衝突するアクシデントがあった。
2回先頭、一塁ベースカバーに入った際に、打者走者のカーペンターと右腕が衝突。苦悶の表情を浮かべ、右腕を振って痛みを和らげようとする仕草を見せた。その後、ネビン監督、水原一平通訳らがマウンドへ。降板にはならなかったが、敵地も騒然とする一幕だった。
当初は28日(同29日)の敵地・ブルージェイズ戦に先発する予定だったが、26日(同27日)の同戦が雨天順延に。二刀流の負担を考慮し、この日のダブルヘッダー第1試合に先発することが決まった。ポストシーズン争いへ負けられない一戦。2年連続2桁勝利へ王手となる9勝目を挙げられるか。