大谷翔平、エ軍再契約の可能性高まる？　106発野手推測「オファー検討するということ」

元ツインズのプルーフ氏「個人的にはこの判断を支持します」

　エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが27日（日本時間28日）、大谷翔平投手をトレードで放出しないことを決断したと明言した。まずは残留が決まり、ツインズなどで通算106発のトレバー・プルーフ氏は、来季以降も再契約する可能性が高まったと推測した。

　ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」のインタビュー動画で、司会のクリス・ローズ氏が「オオタニがトレード市場に出回らないと報道された直後に、ルーカス・ジオリトとレイナルド・ロペスを獲得しました。解体せず、補強したエンゼルスについてはどう思いますか？」と質問。プルーフ氏は「個人的にはこの判断を支持します。オオタニは唯一無二の存在ですが、誰もどんなオファーが適正かわかりませんでした」と応じた。

　さらに「ここからは、私の憶測です。ショウヘイがエンゼルスに対して『ここには戻らない。再契約の可能性はゼロ』と伝えていれば、ほぼ強制的にトレードせざるを得ません。（トレードされなかったということは）ショウヘイがそう伝えず、エンゼルスのオファーを検討するということです。これはアート・モレノオーナーやフロントから、ファンに向けた美しいジェスチャーです。多くの人が彼はエンゼルスを去るものだと考えていました」と続けた。

　タイガース戦前に取材に応じたミナシアンGMは「今後もチームにいて欲しいと思う選手だ」と大谷愛を激白し「このチームでプレーすることは素晴らしいことだと思う。長い間ここでプレーする選手のように見える。特別な選手なので、チームに残留してほしい」と語った。しばらくは雑音を封じ、悲願のポストシーズン進出を目指していく。

（Full-Count編集部）