大谷翔平、初完封直後に異次元の2打席連発 111球熱投→軽々37号2ラン→衝撃38号
第2試合の2打席目に37号、さらに続けて38号
■タイガース ー エンゼルス(日本時間28日・デトロイト・Wヘッダー第2試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第2試合に「2番・指名打者」で先発出場した。2回の第2打席で3試合ぶりとなる37号2ランを放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる38号。衝撃のダブルヘッダーを演じた。
111球の完封劇からわずか1時間20分後の衝撃弾だった。大谷から豪快なアーチが飛び出した。3点リードの2回2死一塁、右腕マニングから3試合ぶりとなる37号2ラン。打球速度107.6マイル(約173.2キロ)、飛距離383フィート(約116.7メートル)で、シーズン58発ペースとした。さらに続く打席でも驚愕の一発で、敵地のどよめきはしばらく収まらなかった。
ダブルヘッダー第1試合では9回8奪三振1安打無失点でメジャー初完封。今季9勝目を挙げた。それからわずか45分後に試合に出場。全く疲れを見せず、さらにチームに勢いを生む二発を放って見せた。
試合前まで53勝49敗で地区3位。ワイルドカード進出圏内へは3.5ゲーム差となっており、エンゼルスは前日26日(同27日)にホワイトソックスとの交換トレードで通算59勝右腕ルーカス・ジオリトと中継ぎ右腕レイナルド・ロペスを獲得した。ポストシーズン進出へ負けられない一戦。大谷のバットが火を噴いた。