大谷翔平が「心配過ぎる」　けいれんで顔ゆがめ途中交代…軽症に安堵もファン心配

4回の第3打席に2打席連発の38号を放つも左手で腰付近に手を当てた

■エンゼルス 11ー4 タイガース（日本時間28日・デトロイト・Wヘッダー第2試合）

　エンゼルスの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第2試合でけいれんの影響で途中交代した。38号を放った直後に腰付近に左手を当て、顔をゆがめダイヤモンドを回っていた。試合後、フィル・ネビン監督は軽症だと説明したが、ファンからは「途中交代した大谷のけいれんが心配だ」「大事に至らなければいいが」と案じる声が上がった。

　ダブルヘッダー第1戦では投打同時出場して、9回111球を投げ1安打8奪三振でメジャー初完投初完封をマークした。そこからわずか45分後に始まった第2試合。まずは2回2死一塁から3試合ぶりの37号2ランを放つと、4回2死の第3打席では今後はバックスクリーン右に飛距離435フィート（約132.6メートル）の38号ソロをたたき込んだ。

“確信弾”にゆっくりと走り出した大谷だったが、体に異変が起きたのは明らか。その後退き、球団はけいれんの影響と発表した。指揮官は試合後「彼はただ筋痙攣を起こしただけ」と説明した上で、翌28日（同29日）のブルージェイズ戦への出場も問題ないと明言した。

　ファンにとっては一安心だが、ダブルヘッダーでフル回転した体に疲れがないはずはない。SNS上では「大丈夫なのか……？」「心配過ぎる」「そもそも休まなすぎだったからね！」「大事じゃなければちょっとした休養にして」などといった声が上がっていた。

（Full-Count編集部）