初完封したのに「自分に厳しい」 大谷翔平、試合後の“不満げな振る舞い”に米注目
9回111球を投げ1安打無失点の快投でメジャー初完投初完封をマークした
■エンゼルス 6ー0 タイガース(日本時間28日・デトロイト・Wヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー第1試合に投打同時出場し、メジャー初完投初完封をマークした。9回111球を投げ1安打無失点の快投。それなのに、試合後に見せた首を横に振る不満そうな表情に、ファンは「どこまでも自分に厳しい」「モチベーション高!」と驚きだ。
最速99.5マイル(約160.1キロ)のフォーシームを軸に、4回までパーフェクト投球だった大谷。5回無死からカーペンターに中前打されたが、続くビアーリングを三ゴロ併殺打に仕留めるなど、本塁を踏ませなかった。8三振を奪い、最後までマウンドを守った。
米データ分析会社「Codify Baseball」が「MLBトップの本塁打数で、キャリア初の完投完封もやってのけた。なのに自分はもっとよくなれると信じている」として試合終了の瞬間を公開。大谷は特に喜ぶこともなく、首を横に振って険しい表情を浮かべている。
これを見たファンからは「ノーヒットノーランしたかったんだね」「最後三振を取りたかったんだろう! サムライのメンタルだ」「完全試合じゃないと納得しない男」「だからこそ僕のGOAT」「彼は同じ試合で完全試合を達成して満塁本塁打も打てるだろう……それでももっとよくなれると信じるだろう。この惑星で最も偉大なアスリート」といった声が上がった。