広島、阪神に大敗で連勝「10」でストップ 痛恨の後逸も…わずか1日で首位陥落
野間は1点リードの3回に1死一、二塁から森下の右前打を後逸…
■阪神 7ー2 広島(28日・甲子園)
広島は28日、甲子園で行われた阪神との首位攻防戦に2-7で敗れ、連勝が「10」でストップした。1日で首位陥落となった。先発の野村は味方の守備にも足を引っ張られ、今季最短となる4回3失点で今季初黒星を喫した。
広島は1点を追う3回に2死二塁から小園が右中間へ適時三塁打、続く野間の左前適時打で逆転に成功。だが、その裏に先発の野村が1死一、二塁から森下に右前打を浴びると、右翼手・野間が打球を後逸する間に走者2人が生還し逆転を許した。
6回には2イニング目となった2番手・ケムナが2死満塁から近本に押し出し四球、続く中野に左前適時打を浴び2失点。変わった戸根も森下に右前2点適時打を浴びこの回一挙4点を失った。
先発の野村はこの試合まで3試合に登板し17イニング連続無失点、防御率0.00をマークしていたが、4回5安打3失点(自責1)で降板し今季初黒星。一方、阪神は先発の村上が7回5安打2失点の力投で6月29日・中日戦(甲子園)以来、約1か月ぶりの白星となる7勝目をマークした。
12日の巨人戦(東京ドーム)から4年ぶりとなる怒涛の10連勝をマークし、前日27日には4月17日以来の首位に浮上していたが、首位攻防戦の初戦を落とし1日で首位陥落となった。
(Full-Count編集部)