バウアー、原爆ドームを訪問「日本人の視点を知りたい」 自ら訪れた想いを明かす
自身のYouTubeチャンネルを更新、原爆ドームを訪れたことを明らかにした
DeNAのトレバー・バウアー投手が30日、自身のYouTubeチャンネルを更新。広島市の原爆ドームを訪れたことを明らかにした。理由について、「第2次世界大戦は知っている。でもそれはアメリカ人の視点だから。日本人の視点について知りたい」と語っている。
英語で書かれた説明文を、真剣な表情で読むバウアー。「ある朝、目が覚めたら世界が変わっているなんて……」と切り出し、原爆ドームの歴史や取り壊されずに残されるに至った経緯を、日米のファンに丁寧に説明している。そして、「僕は残してくれてよかったと思う」と自身の意見も述べている。
「原爆の惨状をよく伝えているから。その破壊力を目の当たりにし、理解できることがある。想像力は視力を通して、より鮮明になる。悲しい記憶だが、このような場を設けてくれたことに感謝している」
投稿された動画では、他にもグラブを自ら作る様子などを公開している。「何事にも興味関心があるバウアー選手を尊敬します!」「戦争を日本人の観点からも知りたいという気持ちに感動しました。益々バウアーのことが好きになった!」「広島のこと色々調べてくれてて、嬉しい」との声が寄せられている。