「若者よ、私は生で観た」エ軍ファンは“歴史の証人” 大谷翔平、時代を超える価値
ベーブ・ルースのプレーを観たと言うファンに「とても興味をそそられた」
エンゼルスの大谷翔平投手は、ファンにとっても歴史的な価値がある。MLBネットワークの番組「MLBナウ」では、エンゼルスが大谷を放出せず、ルーカス・ジオリトらの補強に動いた決断について議論。「ショウへイ・オオタニは生涯に一度出会えるかという選手だ」と、ファン目線でのトークが展開されている。
かつて米メディア「NBCスポーツ」に所属したスポーツキャスターのボブ・コスタス氏は、「彼を残したことで、(球団オーナーの)モレノ氏はファン層、そしてクラブハウスの人間らとの約束を守った」と指摘。「トラウトは一時代に1人しかいない選手だが、ショウへイ・オオタニは生涯に一度出会えるかという選手だ」と理由を述べている。
「私が15、6歳のとき、タイ・カッブやベーブ・ルースのプレーを観たと言っていた50代、60代の人々がいた。とても興味をそそられた。いつかエンゼルスのチケット保持者たちは言うだろう。『若者よ、私はショウへイ・オオタニのプレーを生で観た』と。これはさらに価値があるのかもしれない」
さらに、「もし(エンゼルスが)ポストシーズンに進出して健闘したら、彼(大谷)が残る方向に気持ちが傾くと、言えないわけがない」とも予想している。27日(日本時間28日)にはペリー・ミナシアンGMが大谷のトレード移籍ないという考えを明かしたものの、今季終了後にFAとなる去就からも目が離せない。
(Full-Count編集部)