顔面骨折の1球を“直接謝罪” ネビン監督が代弁、衝撃結末は「両者気の毒だった」

ブルージェイズ戦後に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
ブルージェイズ戦後に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

ウォードに会ったネビン監督「元気そうだった。目には異常がなかった」

■エンゼルス 3ー2 ブルージェイズ(日本時間31日・トロント)

 エンゼルスのフィル・ネビン監督は30日(日本時間31日)、敵地でのブルージェイズ戦を前に“直接謝罪”について言及した。29日(同30日)の同カードで、テイラー・ウォード外野手が5回1死満塁の好機で相手先発のアレク・マノア投手が投じた91.7マイル(約147.6キロ)を顔面に死球を受けた。

 指揮官は「アレク(マノア)は心苦しいと思っている。マウンドでのリアクションで分かると思うが、故意ではない。両者にとって気の毒なことだったし、タフな出来事だ」と状況を説明した。その後は「マノアはテイラー(ウォード)に謝罪したようだ。だから(ウォードは)少しだけ、気が楽になったから、冗談を言っていたんだろう」と“直接謝罪”があったことを明かした。

 ネビン監督は顔面骨折でIL(負傷者リスト)入りしたウォードにも、病院で会ったといい「元気そうだった。目には異常がなかった。起きてしまったことで、考えられた最善のニュースだ。いつかは、復帰する」と“不幸中の幸い”だったことも明かした。

 指揮官はウォードの今季中の復帰は「わからない」としたものの「治療しないといけないが、今は(目に異常がないことに)ホッとしている。(顔面死球の)瞬間は、ゾッとしたし、最悪の気分だった」と安堵の表情を浮かべていた。

(Full-Count編集部)

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