エ軍は「多くの投手を放出」 番記者の指摘にファン異論…大谷が残留なら「価値ある」

ブルージェイズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルージェイズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

故障者続出…エ軍の補強策は「勝ちにいくという決意表明」

 8月1日(日本時間2日)のトレード期限を目前に、次々と補強を敢行したエンゼルス。2014年を最後に遠ざかるプレーオフ進出へ並々ならぬ意欲が見て取れるが、一方で皮肉な見方もされている。番記者がその代償として他球団に差し出した若手有望株を列挙。ところが、これに日米ファンが”反発”。「プレーオフに進出して、オオタニを残留させられたら価値のあること」などと声を上げた。

 米メディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は自身のツイッターに「エンゼルスは2023年のロースターを作るためにファームから多くの投手を放出した」と綴り、オフから今季にかけて他球団に移籍した10人の有望投手の名前を列挙した。

 しかし、ファンは納得いかない様子で「このためにドラフトで投手をたくさん獲得したんだろ」「大成するかわからない」「いいんじゃないかな。みんなマイナーの投手だし」「昨年のドラフトで20人も投手を獲得したからね」と異論。日本語でも「やれることはやってる」「なりふり構わぬトレードの結果、ファームの投手陣がかなり削られてしまった。そこまでしてでも勝ちにいくという決意表明」とコメントが並んだ。

 トラウト、レンドン、ウルシェラ、ウォードら野手陣に負傷離脱者が続出。期限前にトレードを続々と敢行して、プレーオフ進出への態勢を整えようとしている。終盤の戦いは、今オフにFAとなる大谷の去就にも影響するとされているだけに、ファンも肯定的な意見が多いようだ。

(Full-Count編集部)

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