山本由伸、7回無失点7K快投で3年連続2桁10勝 頓宮裕真が14号など3安打2打点で援護
楽天は11安打を放つも2得点と再三の好機を生かせなかった
■オリックス 6ー2 楽天(1日・京セラドーム)
オリックスは1日、京セラドーム大阪で行われた楽天戦に6-2で勝利した。先発の山本由伸投手は初回2死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けると、3回までに4三振を奪う立ち上がりを披露。打線は3回、山足達也内野手の二塁打で2死二塁から、紅林弘太郎内野手の適時二塁打で1点を先制する。
4回に頓宮裕真内野手が14号ソロ放つと、5回には頓宮の適時打、宗佑磨内野手の2点適時二塁打などで一挙3点を追加。頼もしい援護を受けた山本はその後も好投を続け、要所を締める投球で相手打線を封じる。6回には若月健矢捕手に2試合連発となる4号ソロが飛び出した。
山本は7回7安打無四死球7奪三振無失点の快投で降板、8回は阿部翔太投手が無失点でつなぐ。9回に山岡泰輔投手が2死満塁から押し出し四球で1失点、代わった山崎颯一郎投手も適時打で1点を返されたが、後続を打ち取った。
勝利したオリックスは、山本が10勝目を挙げ3年連続の2桁勝利を達成。打線では、頓宮が本塁打を含む3安打2打点、宗、中川圭は2安打をマークしている。
一方敗れた楽天は、先発の早川隆久投手が5回9安打1四球5奪三振5失点。打線は終盤に粘りを見せるも、11安打2得点と再三の好機を生かせなかった。
(「パ・リーグ インサイト」村井幸太郎)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)