万波中正が同点16号&マルティネス決勝13号! 衝撃の2者連発で日本ハムが逆転勝利
1点リードの9回は田中正が2死二、三塁のピンチを招くもしのいだ
■日本ハム 3ー2 ロッテ(1日・ZOZOマリン)
日本ハムは1日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に3-2で勝利した。加藤貴之投手が先発。初回は走者を出しながら無失点で終えるも、2回に2点を失った。打線は4回、1死一、三塁から野村佑希内野手の適時打で1点を返す。直後の4回無死二、三塁のピンチを招いた加藤貴だが、後続を連続三振に打ち取るなどして無失点にしのいだ。
7回2死二塁の同点機で打席に入った五十幡亮汰外野手は、5球目を振り抜いてセンターへと運ぶ。二塁走者が生還するかに思われたが、中堅手・岡大海外野手の好返球に阻まれ、同点とはならなかった。
劇的な逆転劇は9回。万波中正外野手が右中間スタンドへ16号同点ソロをたたきこむと、アリエル・マルティネス捕手も13号ソロで続く。土壇場で2者連続弾が飛び出し、試合をひっくり返した。
1点リードして迎えた9回には、田中正義投手がマウンドへ。2死二、三塁と一打でサヨナラの窮地に陥ったものの、最後は山口航輝外野手を空振り三振に仕留めた。加藤貴は7回100球8安打2四球2失点の好投。8回を無失点に抑えたブライアン・ロドリゲス投手が今季初白星を手にした。
(「パ・リーグ インサイト」吉村穂乃果)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)