乱調の藤浪晋太郎に「投球を取り戻して」 指揮官は辛抱「彼のことが本当に必要だ」
ハイド監督「願わくばその時の投球を取り戻してくれればと思っている」
■ブルージェイズ 4ー1 オリオールズ(日本時間3日・トロント)
オリオールズの藤浪晋太郎投手が2日(日本時間3日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に救援登板し、2者連続の押し出し死球などで3点を勝ち越された。突然の乱調にも、ブランドン・ハイド監督の信頼は変わらないようだ。
1-1の同点で迎えた6回2死一、二塁で、2番手としてマウンドに上がった。しかし、スプリンガーに四球を与えて満塁とすると、続くチャップマンへの死球で押し出し。さらにジャンセンにも押し出し死球と、味方の失策も絡んで3点の勝ち越しを許した。
MLB公式のオリオールズ番ジェイク・リル記者は、試合後の指揮官のコメントを紹介。「彼のことが本当に必要だ。ここ数登板は、本当に、本当に素晴らしかった。願わくばその時の投球を取り戻してくれればと思っている」と、まさかの乱調にも辛抱する姿勢を明かした。
(Full-Count編集部)