大谷翔平は休養せず…指揮官「これが我々の職業」 本人の意志尊重「必要なら伝えてくる」
次回登板については明言せず「次の数日間で状態を見ていく」
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスのフィル・ネビン監督が4日(日本時間5日)、本拠地でのマリナーズ戦を前に大谷翔平投手の状態について明かした。前日3日(同4日)の同戦に先発登板したが、「右手中指のけいれん」のため4回無失点で緊急降板。それから一夜、「2番・指名打者」でラインナップに名を連ねている。
ネビン監督は「次の数日間で状態を見ていく。彼は大丈夫だと、私は思っている」と説明した。次回登板の日程については明言せず「体のけいれんは避けることはできない。脱水症状にならないようしたり、出来ることはすべてやっている。今年はとにかくプレーの負担が大きい」と話した。
さらに「今年はとにかくプレーの負担が大きい。彼はプレーしたいと(普段から)思っている。試合に出場したいとね。(休みが)必要なら、彼は私に伝えてくる」と、休養なしの理由も明かした。「昨夜は単に疲労が原因だったと思う。彼は今日いい状態だ。引き続き状態を見ていくことになる」と語った。
また「これが我々の職業。体には間違いなく過酷なこと。彼は他の誰よりも体をうまく管理しているし、自身の体について一番理解している」とも。「降板するかどうか、試合に出場するかどうか、それとも休むのか。彼の言葉を信頼している。我々は毎日そう言う言葉のやり取りをしている」と、本人の意志を尊重しているようだ。
(Full-Count編集部)