執拗内角攻め→三振に“挑発”で物議 打者は激怒も…喧嘩上等の右腕が「狂犬過ぎる」
5回無死、ケリーはタティスJr.に内角攻め…最後は161キロで見逃し三振
■ドジャース 10ー5 パドレス(日本時間5日・サンディエゴ)
パドレスのフェルナンド・タティスJr.が、内角攻めに対し怒りでヘルメットを叩きつけた。結局三振に仕留めたドジャースのジョー・ケリーは“挑発”。米メディア「トーキン・ベースボール」が「ケリーは2球タティスにぶつけそうになり、そのあと見逃し三振に仕留め、“こんちくしょうめ”と言った」と映像を公開し、ファンも「狂犬過ぎる」「常軌を逸している」「凶暴」と物議を醸している。
4日(日本時間5日)に行われた一戦。パドレスが1点リードで迎えた5回無死から、打席のタティスに対して、2番手右腕・ケリーが投じた初球98.4マイル(約158キロ)のシンカーは内角へ食い込み、タティスは思わずバットを放り投げて避けた。さらに7球目98.9マイル(約159キロ)のシンカーが顔面付近にくると、ヘルメットを叩きつけた。結局は100.3マイル(約161キロ)のシンカーで見逃し三振。その後ケリーが何かをつぶやいたようだ。
現地実況は「内角高めで彼(タティス)を不快にさせていたことは間違いありません。そして三振を取りました」と伝えた。ファンからは「2球目は明らかに故意でしょ」「タティスのことは好きだけど、ケリーのことはもっと好き」「ケリーはいつだって何か下品なことを言う」「絶対(その姿勢を)変えるなよ、ジョー」「だからケリーが好きなんだ」「これはダメでしょ。感情で投げてるだけ」といった賛否の声が上がった。