大谷翔平、8回好機で申告敬遠…本拠地大ブーイング すぐさま二盗に成功
初回の第1打席で詰まりながらも先制中前打
■エンゼルス ー ジャイアンツ(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。8回2死三塁での第5打席は申告敬遠で出塁。本拠地は大ブーイングが起きた。
2点リードの2死三塁で迎えた第5打席だった。ジャイアンツナインがマウンドに集まり、申告敬遠した。大谷は一塁へ歩くと、続くドルーリーの初球で二盗に成功。場内は大歓声に変わった。
初回無死二塁の第1打席で左腕アレクサンダーの内角シンカーを詰まりながらも中前へ先制適時打。2回1死二塁の第2打席は中飛、5回先頭の第3打席は痛烈な当たりの右直に倒れていた。7回先頭の第4打席は遊ゴロだった。
前日7日(同8日)の同カードでは4打数2安打1得点1盗塁で打率.308。チームは1点リードの9回に守護神エステべスが逆転を許し、この回まさかの6失点。今季ワーストとなる7連敗で借金「2」。ワイルドカードでのポストシーズン進出圏内からは8ゲーム差に広がった。連敗脱出なるか。