五輪“金”の堀米雄斗さんが東京Dで始球式 ワンバウンド投球も「100点をつけたい」
「機会があれば、もっと速いボールを目指したい」
■巨人 ー 阪神(9日・東京ドーム)
9日に東京ドームで行われた巨人-阪神の始球式に、2021年に開催された東京五輪で金メダルを獲得した堀米雄斗さんが登場した。名前がコールされると、両手を上げて声援に応えた。背番号7のユニホームに「YUTO」と刻んで登場すると、マウンドからワンバウンド投球を披露した。
堀米さんは「すごく緊張しましたが、ちゃんと投げることができてよかったです。練習ではうまくいくか不安でしたが、本番では届いてホッとしました。100点をつけたいと思います」と自己採点。さらに「また機会があれば、もっと速いボールを投げるのを目指したいです」とと力を込めた。
この日は、巨人のオフィシャルパートナーでユニホームのサプライヤーでもあるNIKEが、冠試合「MOVE TYO」として行うことから、NIKEアスリートの堀米さんが起用された。堀米さんは来年のパリ五輪で2連覇を狙っており、12日には東京・有明アリーナで開催されるストリートリーグ(SLS)東京大会に出場する予定となっている。
堀米さんは、昨年6月に米エンゼルスタジアムで、エンゼルスの大谷翔平投手も出場したマリナーズ戦の始球式も任されていた。