大谷翔平、2桁勝利にこだわりなし「援護がないと」 史上初の偉業も淡々…一問一答
10勝目も笑顔なし「自分の状態。そこにあまり納得いっていなかった」
■エンゼルス 4ー1 ジャイアンツ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ジャイアンツ戦で今季10勝目を挙げ、史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。「2番・投手」で投打同時出場し、6回5奪三振3安打1失点と好投。チームは2連勝で借金を完済した。ワイルドカード進出圏内へは7ゲーム差のままだ。
――投球と6回降板時は不満そうに見えた。
「終始、自分の状態。そこにあまり納得いっていなかった」
――6回にマウンド上で滑っていた。
「何か問題があったかの確認と息を整える時間を」
――味方の援護点があった。カード勝ち越した。
「(敬遠で)歩かされた後のプレッシャーがかかる打席で、攻撃でしっかり点を取れたのは頼もしいですし、2連勝をできたのも遠征に行く前に大きいことだと思う。明後日から頑張りたいなと思います」
――2017年オフにジャイアンツと交渉していた。
「現時点で過去のことをコメントすることはないので。切り替えて明後日頑張りたいなということだけですね」
――10勝&40本塁打を記録したのは史上初めてだ。
「特に勝ち星は。自分も打席に立ちますけど、援護がないとつかないので。積み上げられるように頑張りたいと思います」
――エンゼルスがプレーオフにいける可能性は。
「もちろんすごく高いというわけではないと思いますけど、可能性がある限り、あきらめることはないですし。1試合1試合頑張って、連勝を伸ばしていければ」
16連戦最終戦で躍動、休養日は「必要なら休むことも大事になる」
――休養日については。
「疲労はみんなピークぐらいじゃないかなと思うので。連戦の最後でもありますし、また明日休みを挟んでどんな感じになるのかな。休みが必要なら休むことも仕事として大事になるかと思います」
――10勝目を挙げた。
「なんとか6回までいけた感じではあったので。内容的にはそんなに良くなかったので。その中で勝てたというのは結果オーライ的なのは良かったのかなと思います」
――2桁勝利を2年連続で達成したことについて。
「打線の兼ね合いだったり、自分が打つ、打たないもありますし、あまり投手としての評価のメインではないと思っているので。あまり気にしすぎることなく、やりたいなと思っています」
――ピッチコムが故障していたか。
「故障してはないですね。任せるところと自分で行くところと。キャッチャーの意見を聞きながら。それを遠隔でやっているという感じですかね」
――8回に四球で出塁した後に右飛で二塁へ進んだ。
「いけるか、いけないか。そういう躊躇はありましたけど、基本的には飛距離、足との兼ね合いでいける時は。どんなシチュエーションでも」
――夏の甲子園で花巻東が8年ぶりに勝利。佐々木麟太郎がチームを引っ張っている。
「頑張ってほしいなという。何回もある大会ではないので、最後の大会だと思いますし、悔いのないように。うちの高校だけではなく、出場している高校、勝ち上がっている高校は悔いのないように頑張ってほしいなと思います」
(Full-Count編集部)