大谷翔平、10勝目&ダブル2桁の権利で降板 6回5K3安打1失点、自ら勝ち越し生還
本拠地・ジャイアンツ戦に「2番・投手」で先発出場
■エンゼルス ー ジャイアンツ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。6回5奪三振3安打1失点と好投し、10勝目の権利を持って降板した。防御率3.17。
2回、コンフォートのエンタイトル二塁打と捕手・サイスの悪送球などで1死二、三塁とされ、クロフォードの中犠飛で先取点を献上。3回は2死一、三塁のピンチをゼロで切り抜けた。4、5回と3者凡退に抑えた。
1点ビハインドの6回無死一塁、ピーダーソンへの投球中に腰を叩く仕草を見せた。ネビン監督と球団トレーナーらがマウンドへ。その後も続投し、ピーダーソンを二ゴロ併殺打。デービスを三ゴロに抑えた。
打線は1点を追う6回に奮起した。先頭レンヒーフォの二塁打、大谷の申告敬遠で無死一、二塁とすると、ドルーリーの左前適時打で同点に。続くムスタカスの右越え3ランで勝ち越した。大谷に勝利投手の権利が転がり込んだ。
大谷は勝てば、15勝&34本塁打をマークした昨季に続いて2年連続の「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。ベーブ・ルースも1918年の1度しか出来なかった偉業を史上初めて2度クリアすることになる。
(Full-Count編集部)