“見慣れぬ31歳”がエ軍戦で2発「何者だ?」 3度の薬物問題…お騒がせ男が大爆発
■アストロズ ー エンゼルス(日本時間12日・ヒューストン)
聞きなれない31歳が、エンゼルス戦で豪快な2本塁打を放った。アストロズのジョン・シングルトン内野手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われた試合に「7番・一塁」で出場。2回には1号3ラン、3回には2号2ランを放ち、「マジで誰?」「戻ってくるなんて想像できんかったな」とネット上のファンを騒然とさせた。
シングルトンは2009年のMLBドラフト8巡目(全体257位)でフィリーズに入団。2011年にはアストロズにトレード移籍し、チームのトッププロスペクトとして期待されていたが、2012年、13年には大麻の使用により2度の出場停止処分を受けた。
その後、2014年にはメジャーデビューし13本塁打を記録。しかし2015年を最後にメジャーから遠ざかり、マイナーでプレーしていた2018年には薬物検査で陽性を受けた。開幕から100試合の出場停止処分を課され、アルコール依存症であることも告白。同年にFAとなった。
その後は2020年から2年間メキシカンリーグでプレーし、2021年オフにブルワーズと契約。今季6月にDFAとなったが、古巣アストロズが再獲得していた。X(旧ツイッター)上のファンからは「シングルトンってアストロズに戻ってたんだ」「シングルトンって誰だよ?」「いや、シングルトンって誰やねん」と注目する声が多く上がっていた。